Backlogの不便さを解消する地味な救世主「チェックリスト機能」について

タスク管理ツールで感じる不便さ

仕事上、Backlogでタスク管理をする機会が多いのですが、 (クライアント側がBacklogを導入しているなど) Backlogを使っていて、たまに不便さを感じるときがあります。

それは、

コメントの中で、やることが流れちゃって探すのに手間かかる現象 です。

例:デザインレビューのチケット

  1. ディレクター:デザインレビューのチケットを発行
  2. クライアント:コメントでFB[1]を返す
  3. ディレクター:コメントでFB[1]の修正対応の報告


↑のように交互にやり取りができればまだマシですが、 FB[2]の対応中にFB[3]が来たりすると、時系列が狂い訳が分からなくなります。

結局、FBの内容をタスク化したスプレッドシートを社内で作ったりして 二重管理が発生します。

なぜこんなことが起きるかというと、タスクの中で、

skypeのようなフロー型のコミュニケーション

が発生しているためです。

Redmineでもそうですが、チケットの中がチャットのUIなので、 会話をしてしまい、タスクが流れてしまうのです。

チェックリスト機能爆誕

それを解決する手段として Backlogのカイゼン週間2015でチェックリスト機能が開発されました。 www.backlog.jp

どういった機能かというと、 課題の詳細にチェックリストを作ることができます。 f:id:hiroshings:20150714022003p:plain

これで、コメントの中で出たタスクの
やった・やってない
が管理できます。

先ほどの例では、 下記のような使い方ができそうです。

例:デザインレビューのチケット

  1. ディレクター:デザインレビューのチケットを発行
  2. クライアント:コメントでFB[1]を返す
  3. ディレクター:FB対応用の子チケットを作成し、チェックリストを作成する
    ・ ・ チェックリストをすべてDone! ⇒ チケットを閉じる

極めてシンプルな運用ができそうです。
まあ、やっとgithubに追いついたかたちですが。。

やはり、幾らどんな便利なタスク管理ツールを使おうが、

一行のチェックリストでやることを把握できる。

そこまでタスクを落としこむスキルがディレクターには大事なんだなと思います。