Backlogの不便さを解消する地味な救世主「チェックリスト機能」について
タスク管理ツールで感じる不便さ
仕事上、Backlogでタスク管理をする機会が多いのですが、 (クライアント側がBacklogを導入しているなど) Backlogを使っていて、たまに不便さを感じるときがあります。
それは、
コメントの中で、やることが流れちゃって探すのに手間かかる現象 です。
例:デザインレビューのチケット
- ディレクター:デザインレビューのチケットを発行
- クライアント:コメントでFB[1]を返す
- ディレクター:コメントでFB[1]の修正対応の報告
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↑のように交互にやり取りができればまだマシですが、 FB[2]の対応中にFB[3]が来たりすると、時系列が狂い訳が分からなくなります。
結局、FBの内容をタスク化したスプレッドシートを社内で作ったりして 二重管理が発生します。
なぜこんなことが起きるかというと、タスクの中で、
skypeのようなフロー型のコミュニケーション
が発生しているためです。
Redmineでもそうですが、チケットの中がチャットのUIなので、 会話をしてしまい、タスクが流れてしまうのです。
チェックリスト機能爆誕
それを解決する手段として Backlogのカイゼン週間2015でチェックリスト機能が開発されました。 www.backlog.jp
どういった機能かというと、 課題の詳細にチェックリストを作ることができます。
これで、コメントの中で出たタスクの
やった・やってない
が管理できます。
先ほどの例では、 下記のような使い方ができそうです。
例:デザインレビューのチケット
- ディレクター:デザインレビューのチケットを発行
- クライアント:コメントでFB[1]を返す
- ディレクター:FB対応用の子チケットを作成し、チェックリストを作成する
・ ・ チェックリストをすべてDone! ⇒ チケットを閉じる
極めてシンプルな運用ができそうです。
まあ、やっとgithubに追いついたかたちですが。。
やはり、幾らどんな便利なタスク管理ツールを使おうが、
一行のチェックリストでやることを把握できる。
そこまでタスクを落としこむスキルがディレクターには大事なんだなと思います。