技術以上に大切だと思うエンジニアの仕事に向かう姿勢

ディレクター時代、このひとと仕事がしたい。 と思うエンジニアに共通する要素が2つあった。

1つめは、スキルが高いひと これは当たり前。

でも、もっと重視するものがあった。 それは、課題に向かう姿勢。

ディレクター時代忘れられない出来事がある。 ある案件でgoogle mapのAPIを使ってマップの一部を固定表示し、背景画像のように使いたい。 というオーダーがあった。

あるパートナーのエンジニアに実装可能ですか?と聴くと数十分後「できない。」と返ってきた。 でも、納得ができずそういうAPIの使い方ができないか模索し、先輩エンジニアに同じ質問をしたところ、なんと数十分後にモックアップのURL付きで「できたよ。」と返答が返ってきた。

どっちと仕事がしたいか。 オーダーする側だったから、よく分かる。

エンジニアは、解決できるか不明な難題に立ち向かう責務がある。 パートナーの方は工数や社内リソースも鑑みて言ったかもしれないが、 「できない。」って言葉は、職務放棄と同じだと思う。

「できたよ。」とモックアップを贈ってくれた先輩は、よく「このコードで納品するつもりか」と上司にも容赦なく声を上げてたなぁ…

もうその先輩は、ずっと上の次元に行ってしまったけど、姿勢だけでもあんなひとになりたいなと思いながらエンジニアの生活をスタートしてる。