「やりたい仕事」ができるエンジニア。そうではないエンジニア
「やりたい仕事」ができているエンジニアって全体の何%なんでしょうか。
僕は最近、やりたい仕事ができておらず、結構焦っていて、、とにかくスキル不足を補うために家に帰って黙々アプリを作っているのですが、 ふと身の回りを見渡すと、単調なhtmlの更新など目の前の作業に忙殺され、同じような悩みを抱えつつも作り続けるエンジニアもたくさんいます。
誰もが、
- やりたい仕事ができ
- 最高の環境で仕事をし
- 最先端のアプリを作り
- 多くのお金を生み出す・もらう
エンジニアに最初なりたいと思っていただろうし、僕はまだ思っているし、実際に先輩に理想の環境でイケてるサービスやアプリを作っているひとたちが周りにもいる訳で、 なぜその差が生まれてしまうのか。
突然変異で超絶プログラマー✨になるわけでもなく、 エンジニアは技術職なので、その差が生まれるのは日々の習慣に違いありません。
意識したほうがよさそうな習慣について例を挙げて考えてみました。
手元にある技術でばかり問題解決しない
開発していると技術的に困難な課題に当たることは多々あります。 ディレクター時代に観察していて、すごいエンジニアのひとは、すぐ解決案のモックアップを作ったり、 「○○はできるけど、××のリスクがある」と議論しながら改善に向かう傾向がありました。
手元にある技術で解決しようとするひとは、何かとできない理由を産み出すことに工数を使います。
「あ、無理。」のハードルが低くてすぐ思考停止するエンジニアは少なからずいます。
エンジニアは社内外問わず、アサインされる側なので、どっちと挑戦的な案件をしたいかは明確です。
ここで「予算が合わないから」「納期が足りないから」などの理由で、諦めたり、代替案で済ませたりすることはディレクター時代、多々ありましたが
エンジニアになってから考えが変わって、
「○○だから〜できないです、ディレクター交渉〜、クライアントとのMTG〜」などのやりとりをやるくらいなら、
ある程度許容できる範囲でアラート出さずにやってしまったりするのも現場の判断かなぁと思ってます。
結果的に、よりよいアプリができて、クライアントの評価も上がって、ユーザーの評価も上がって、 さらに楽しい仕事が来て、何より自分のスキルアップになるなら這ってでもやったほうがいいなと。
手元にある技術で解決しようとすると結構危ういかなと思ってます。
仕事以外でもスキルを貯蓄する
こんな御時世に大きな声で言えないですが、エンジニアがアフター5と土日をレジャー満喫してたら、どんどん差が開く一方で 給料も上がらないのは当たり前で、
なぜ寿司職人も大工職人も下積みを何年もやって朝から晩まで仕事して腕を磨くのに、エンジニアにはそうじゃないのか疑問に思うときがあります。
おそらく、すごいエンジニアがすごいエンジニアたるのは、プログラミングを仕事ではなく仕事以外の時間に色々チャレンジしているからであって、
準備ができているからではないかと。
僕はエンジニアになって1年ちょっとなので、まだ熱意がありますが、ずっとやられてる先輩はそれを継続しているわけで、本当に熱意が続かないとキツイ仕事だなぁとも感じます。
「やりたい」のか「やってる」のか
これを言ったらおしまいなのですが、「もっと違う案件やりたいなー」とか「アプリ作りたいな」と 言ってるひとに限って言うだけでXcodeもインストールしてなかったり、やってないひとが多い気がします。
結局、仕事の範囲でやりたい仕事を待ってても、準備していないひとにチャンスは来ないし、目の前の仕事に振り回される悪循環に エンジニアはいつ陥ってもおかしくない
上司に尊敬する方がいるのですが、
小さなお子さんがいて僕より時間がないはずなのに、毎日Githubに草生やしていて、本当にすごいなと思いました。
そのひとの前で「時間がない」とか冗談でも言えないなと..本当にやりたいひとは寝る前の30分でもコツコツやってるものなのだなぁと痛感しました。
営業力が大事
ディレクターに営業力は不可欠ですが、エンジニアにも自分を表現する表現力が結構大事だなと、エンジニアコミュニティに入って感じました。
ソースを公開する、ブログを書く、カンファレンスに登壇する、エンジニア同士のイベントに参加する…など、 自分の学んだこと、スキルをわかりやすい形で文章に起こせたり、プレゼンできる力は大事だなと 大体憧れてるひとはそれができてます。
エンジニアを外から観察して、エンジニアになって
やりたいことを仕事にしているひとの傾向と習慣はこんな感じかなと思ってます。
僕もがんばります